セミン整形外科

低い鼻手術とは？

SEMIN PLASTIC SURGERY.

目と目の間（眉間）の鼻骨が低く、英語ではsaddle noseとも呼ばれ、
鼻先が丸く鼻幅が広く、 少し上がって見える特徴があります。

鼻の穴の内側を切開して骨膜を剥離した後、骨膜の下にプロテーゼを入れることで、
手術後プロテーゼが左右に揺れないようにしてくれます。 また、鼻先には必ず耳軟骨や鼻軟骨のような生体組織が入らなければなりません。
しかし、自家組織は採取する際に採取した部位に傷跡や欠損を残すデメリットがあります。

整形手術をしながら自分の他の部位に傷跡を残すことを望まない場合は、
組織銀行で他人の組織を加工処理して移植できるようにした同種移植物質 [Alloplastic Material)
を使用することができますが、最もよく使われる材質としてアロダームがあります。

アロダームは他人の真皮[皮膚層の一部]を採取して加工処理したもので、約15年前から様々な用途で使用していますが、
軟骨の代わりに鼻先に移植すると柔らかく自然な形を得ることができます。

• 手術時間及び手術経過
５日目に紙テープを除去し、2週間目に抜糸をして、1カ月ほどで腫れはほとんどなくなります。
プロテーゼが完全に定着するには6ヶ月ほどかかりますので、少なくとも1ヶ月は眼鏡の着用はしない方がよく、
鼻に衝撃がかからないように気をつけなければなりません。

• 術後の注意事項
手術後、鼻と一緒に皮膚が薄い瞼が腫れることが多く、患者様によってアザの発生率は様々です。
手術後、鼻全体に薄黄色の紙テープを貼っておき 鼻の部分の腫れやプロテーゼの変形を防ぎ、
このテープは約5日目に除去することになります。 腫れは個人差が激しく予測不可能ですが、
通常、テープを取り外す 5日目には眉間にだけ少し腫れが残るようになり、 約1カ月で大きい腫れは引くのが一般的です。

プロテーゼが線維性膜に囲まれ、完全に定着するまでには手術後最低6ヶ月ほどかかります。
経過のために10日目に再び来院しなければならず、手術後曲がったり、歪んで見えたりする場合
10日目の経過チェック時、この期間内にMolding過程を通して問題を解決することができます。

手術後に問題があると感じた場合、いつでも病院に連絡していただくことで、別の問題が発生することを防げます。
手術後、鼻の中の切開線を縫合した糸は2週間後に抜糸します。
体の中にプロテーゼやサージフォームなどの異物が入っている状態なので炎症を起こしやすい場合があり、
手術後約1ヶ月程は飲酒や喫煙はご遠慮ください。

特に飲酒の場合は炎症の発生を増加させるため、お気をつけください。 飲酒をしたからといって、
炎症が必ず発生するわけではありませんが、一度炎症が発生すると、
異物がある状態ではほとんど治療ができず、プロテーゼを一旦除去して炎症治療をしなければなりません。
炎症治療が完了した後、2~3ヶ月待って状態が安全だと確認された後に再びプロテーゼを入れることになるので、
炎症が起きないように予防することがベストです。